古英語動詞の種類とその割合

p. 213の冒頭で、「古英語期には動詞の約25%が強変化動詞(drive-drove-drivenタイプ)、約75%が弱変化動詞(love-loved-lovedタイプ)であった」と書いた。この数値は、R. Quirk and C. L. Wrenn, An Old English Grammar (Methuen, 1955)に基づくものであった。

一方、オンライン版のBosworth and Toller の古英語辞典を使って検索してみたところ、Quirk and Wrennの数値と大体において同じものの、少し異なる数値が出たので、それをここに示しておくことにした。

約11,000語の動詞を収録するBosworth and Tollerの数値の方がより多くの動詞に基づくものだと思われる。Quirk and Wrennの数値よりも母数が多くなったことで弱変化動詞の割合が少し高くなり、それと反比例して強変化動詞の割合が少し低くなっている。