『英語のルーツ』関連ページ

ここには、拙著『英語のルーツ』(春風社、2011年)と関連する追加情報や音声・画像情報などを順次載せて行きます。以下は本書の目次です。関連情報がある項目はクリックできるようになっています。今のところまだ大分少ないですが、情報は徐々に増やしていく予定です。

はじめに ― 英語の3つのルーツ

 

序章 英語発達史概観

  英語史の時代区分

  古英語とは

  中英語とは

  豊かな英語語彙

  近代英語とは

  まとめ

 

第1章 インド・ヨーロッパ祖語民族の言語・文化・神話

  インド・ヨーロッパ祖語民族の世界

  インド・ヨーロッパ祖語から各言語へ

  印欧語比較言語学の始まり

  有史以前の世界への扉としての言語

  太古の人的交流の痕跡としての言語

  車輪の発明とインド・ヨーロッパ祖語民族

  印欧語アナトリア起源説

  トロイ出身の王侯貴族?

  羊と馬とインド・ヨーロッパ祖語民族

  印欧諸語の単語の構造

  インド・ヨーロッパ祖語民族の神々

  「父なる天の神」

  母音交替(ablaut, gradation)

  ボキャブラリー・ビルディングへの応用

 

第2章 英語の語源と印欧語比較言語学

  印欧語の語源学を支える印欧語比較言語学

  ゲルマン語派に起きた音変化1 ― グリムの法則

  意外な同語源語1 ― head と chief

  意外な同語源語2 ― guest と host

  言葉を通じてみる古代社会

  ゲルマン語派に起きた音変化2 ― ヴェルネルの法則

  was と were の関係 ― r音化(rhotacism)

  参考 ― 第二次子音推移

  ゲルマン祖語におけるアクセント位置の固定

  参考 ― 頭韻詩の発達

 

第3章 印欧諸語の中の英語

  インド・ヨーロッパ祖語の文法的特徴

  名詞の文法性(grammatical gender)

  文法性から自然性へ

  北から南へ波及した文法性の消失

  インド・ヨーロッパ祖語における名詞の数(number)

  インド・ヨーロッパ祖語における名詞の格(case)

  インド・ヨーロッパ祖語における8つの格

  主な印欧諸語における格変化

  格変化の用法

  主格(nominative)、呼格(vocative)

  属格(genitive)

  days and nights の起源 ― 副詞的属格(adverbial genitive)1

  与格(dative)

  対格(accusative)

  副詞的対格(adverbial accusative)

  副詞的目的格(adverbial objective)

  奪格(ablative)

  具格(instrumental)

  位格(lovative)

  格変化と語順の関係

  格の統合(case syncretism)

  some day の起源 ― 副詞的与格(adverbial dative)

  since の起源 ― 副詞的属格2

  格変化の衰退と前置詞の用法の発達

  英語の難しさ

  今なお失われつつある格の感覚

  格の感覚の喪失を反映した言葉遣いと過剰訂正

  形容詞

  動詞

  「三単現の -s」の起源 ― 動詞の人称変化

  保守的な be 動詞

  動詞の活用変化と主語の省略

  動詞の数(number)

  主な印欧諸語における動詞の語形変化

  動詞の時制

  印欧諸語における動詞の単純時制

  ゲルマン語における動詞の時制

  2種類の完了形

  I am finished. の起源 ― 自動詞の完了形

  have を用いた完了形の起源

  現在完了の感覚

  進行形の起源と発達

  I'm lovin' it の謎 ― 進行形で使われる状態動詞

  印欧諸語における動詞の態

  英語における受け身構文の起源と発達

  英語における迂言的表現の更なる発達

  動詞の法(mood)

  叙想法(仮定法)の感覚

  仮定法現在の感覚

  仮定法過去の感覚

  劇的現在(dramatic present)

 

第4章 古英語から現代英語まで

  古英語の名詞

  複数語尾 -s, 所有格語尾 -'s の祖先 ― 古英語の名詞1

  単複同形の名詞の起源 ― 古英語の名詞2

  複数語尾 -en の祖先 ― 古英語の名詞3

  foot-feet タイプの不規則変化名詩の起源 ― 古英語の名詞4

  on foot の謎

  France と French の関係 ― i-mutation の影響

  曖昧母音の出現と格変化崩壊の始まり

  北から南へ伝わった名詞語形変化の単純化

  中英語の南部方言における名詞の語形変化

  なぜ -s 複数、-'s 属格が優勢になったのか ― 類推作用(analogy)

  英語における形容詞語形変化の衰退

  英語における指示詞語形変化の衰退

  保守的な人称代名詞

  なぜ借用語 they-their-them が本来語にとってかわったのか?

  なぜ Anne のニックネームは Nancy なのか?

  古英語の動詞

  drive-drove-driven タイプの不規則変化動詞の起源

  規則変化動詞の起源

  think-thought-thought タイプの不規則変化動詞の起源

  類推による強変化動詞の衰退

  welcome の過去形はなぜ welcame でないのか ― 弱変化動詞台頭の背景

  古英語動詞の人称変化

  中英語動詞の人称変化

  近代英語〜現代英語における人称変化

  まとめ

 

第5章 文字と綴りのルーツ

  文字使用の始まり

  文字の起源と発達

  ラテン文字の起源

  ゲルマン人のルーン文字

  ルーン文字のその後

  西ヨーロッパのキリスト教化とラテン文字の普及

  古英語期の綴り

  中英語期の綴り

  印刷技術の導入、標準語の確立、大母音推移と英語の綴り字

  発音の変化に由来する黙字

  綴りの改変に由来する黙字

  外国語の綴りの影響

  /s/音を表す綴り

  さまざまな綴りのルーツ

  大文字、小文字の名称の由来

  綴り字改革は必要か?

  非民主的な言語としての英語と綴りの問題

 

あとがき

参考文献

索引